(有)紀之国屋商店のあゆみ
1955年
創立者である睦美が和歌山より上京
親戚が青山で青果店紀之国屋を営んでおり
そこからのれん分けをする
車で売り歩くひき売りを開始
オート三輪(現在の池尻食糧学院内〉
1959年
店舗を構え(有)紀之国屋商店池尻店を開店
何でもすぐに売り切れる時代だった
仕入れは当時渋谷にあった宮益坂市場
その後築地市場へ仕入れの場を移す
この年に2代目代表取締役に就任する
政明が誕生
初代の姿
当時の店舗の様子
初代夫婦
幼少期の2代目とその母
1971年
新星中学(現三宿中学)夜間学級の
給食青果食材の納品開始
これをきっかけに2019年の閉店まで
近隣の学校から多くのご縁をいただき
経営の軸になっていった
また飲食店への納品も多く
店売りも好調だった
2代目の小学生時代は
放課後帰宅し配達の手伝い
毎日10件ほどを自転車で走り回っていた
1989年
次第にスーパーが勢力を増し
店売りが下り坂に
保育園やディホームへの配達を増やし
配送業務へさらに力を入れる
この頃3代目代表取締役に就任する
優樹が世田谷区下馬に誕生
お店に来て手伝いをするのが大好きだった
絶妙なポージングの3代目
2004年
看板犬の和夏(柴犬)が
夏に和歌山から入社
とてもやんちゃで手を焼くが
ツンデレな和夏にファンが多かった
2009年
野良猫出身の猫が夏に入社
がりがりでひょろ長かったので
「ししゃも」と名付けられた
和夏と二枚看板となり
ししゃもはお店のアイドルになった
2012年
3代目が正式に加入
店売りで地域に少しでも貢献したい
との想いから店のレイアウトや
品揃えを見直す
築地市場の目利きたちの技を見て盗み
とがった品物を店頭に並べた
新品種や高いが食べたら納得の青果物
対面販売の強みは品物を説明できるところ
果物は試食
野菜は調理方法の提案
私にしかできないこと
常にそこを頭に入れて店頭にたった
親子3代が共に働く八百屋となった
2012年の店舗
2015年
テントを張り替え現在の様子に
フジテレビ系ノンストップ!
V6坂本さんのコーナー「One Dish」に出演
https://www.facebook.com/kinokuniya.ikejiri/videos/984529008270468/
2015年の店舗の様子
2018年
10月6日土曜日築地市場の閉場
長きにわたり慣れ親しんだ市場の
歴史にピリオドが打たれた
当初の予定の2年遅れの閉場となった
10月11日木曜日
豊洲新市場の開場
仕入れをしている3代目
2018年の店舗の様子桶の中には
創業時からの糠床が入っている
2019年
3月31日㈲紀之国屋商店池尻店閉店
4月1日㈲紀之国屋商店川崎市宮前区へ移転
4月4日㈲紀之国屋商店新ブランド
ゆぅたんのほっぺた開店