循環環境保全型農業

イヨエッグ佐々木さんの願いと夢は私の心に大きく残りました。

 

 

鶏の岡崎おうはんに愛媛県産のお米を与え

荒れ果てた故郷を私(佐々木さん)のこどものころのような自然豊かな姿に戻したい。

今2600羽の岡崎おうはんを5万羽まで増やすと愛媛にこどものころのような素晴らしい環境を取り戻せる。

でも現実はなかなか難しいんだよ。

 

私は都心部で佐々木さんの活動を広める決意をしました。

 

 

循環環境保全型農業

 

 

米の消費量が減りほったらかしの田んぼが増えていることに着眼し

「稲を畜産で使おう」 とアクションを開始。

稲わらは牛、稲穂は鶏・豚に。

畜産で使うと稲はすべて使えて捨てるところがありません。

当然フンは肥料になります。
こういう取り組みをすることによって、

耕種農家が減反をする必要もなくなり休耕田が増えることもなくなります。

また耕作放棄地も水田に蘇らせることができ

循環環境保全型農業を生み出すことができます。

 

 

田んぼが増えると生物も増える。

蛍が増えればそれを見に観光客が訪れる。

観光産業にもいい影響が出てくる。

 


循環環境保全型農業を実現するための一つとして

 

 

「米っ娘卵」の生産を始めました。
エサのトウモロコシを100%国産(愛媛産)米に置き換え

蛋白源としての動物性タンパクを100%植物性に置き換えた飼料を鶏に与えて作った卵です。

 

卵黄だけでなく卵白も通常の卵より白い色をしています。

味はあっさりしていてどんな料理にも馴染みやすく使いやすいな。

というのが私自身の感想です。

 

卵は黄身の濃いほうがおいしそう。

確かに私もそう思います。

 

 

しかしストーリーを知ると居ても立っても居られない

ひとりでもこの活動の素晴らしさに共感いただけたらうれしく思います。

 

白い生地のシフォンケーキはすべてこの卵を使っています。

 

 

米っ娘卵×国産米粉

 

 

普段何気なく食べている卵。

どんなエサを食べて育ったのでしょうか。

どんな環境で育ったのでしょうか。

愛情たっぷりかけて育てられた鶏とそうでない鶏の産む卵は

割ってみて一目瞭然。

前者は卵黄が均一の大きさでわくわくしながらシフォンを焼けます。

後者は卵黄の大きさにばらつきが激しくストレスを受けていることがダイレクトに伝わります。

 

 

実際に私はどちらの卵も扱った経験があります。

 

安心したおいしいお菓子を作るには大切なものがあります。

作り手の心です。

心が同じで思いも同じ。

 

こんな夢のような出会いが愛媛と川崎でマッチしたのです。

 

愛情たっぷり注いでぶれない夢に向かって今日も鶏さんのお世話をしている佐々木さんの大切な思い。

愛媛から関東圏までこの思いは伝わりにくい。

私がアンテナとなり皆様へ佐々木さんの思いをお届けします。

 

2019年4月30日平成最後の日現在

「岡崎おうはん2600羽」

 

令和元年からどのくらい増やしていけるのでしょうか。

 

 

夢の5万羽へ・・・

 

 

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